プロペシアと同じ作用をするビワ葉エキスの効果と副作用について

プロペシアと同じ作用をするビワ葉エキスの効果と副作用について

プロペシアと同じ作用をするビワ葉エキスの効果と副作用について

 

ビワ葉エキスとは?

育毛剤の成分を見ていると、ビワ葉エキスというものがよく目につきます。
ビワは皆さんお馴染みの、あのオレンジの小ぶりの果物です。その「果物についている葉っぱに育毛効果があるって本当なの?」という感じですね。

 

ただ、このビワ葉を使った民間治療は、日本だけでなく世界中に広がっているんです。そうなると、ビワ葉の効果もなんだか信憑性も高そう。育毛剤に配合されていたり、内服薬として使われるケースもあります。

 

また、ビワ葉をすりおろし、それを患部に貼ることで炎症を抑えたり、鎮痛作用があるんだとか。神経系の痛みの緩和にも役立つので非常に使用用途が広い成分といえますね。
では、育毛剤に入っているときはどのような役割を担っているのか、もう少し見ていきましょう。

 

ビワ葉エキスの育毛効果は?

育毛剤に配合されているときのビワ葉エキスの効能を見てみると、「血流促進作用」「ジヒドロテストステロンの抑制」などと記載されていることがあります。

 

この効果を引き出している最大の要因は、ビワ葉に含まれているアミグダリンといる成分。アミグダリンは別名「ビタミンB17」と表記されているケースもあります。

 

このアミグダリンには鎮痛作用があり、抗がん作用もあると言われています。 アミグダリンが血液中に含まれると、血液のpH値が酸性から弱アルカリ性へと変わり、健康な血液状態に保ってくれるんです。

 

それによって血液がサラサラになって肝臓経由した血液が頭部に存在する毛細血管へ流れる時に非常にスムーズになります。その血液が最終的に発毛部の毛乳頭にしっかりと循環されることが、ビワ葉エキスが育毛剤として使用されている最大の要因というわけです。

 

植物由来の天然成分でジヒドロテストステロンを抑制する成分というのは世の中にたくさんあるわけではありませんので、ビワ葉エキスは貴重な存在ですね。

 

 

大人気のチャップアップには、他に「オウゴンエキス」「ヒオウギ抽出液」も入ってるので、スゴイんです。

 

他にも、リアップのミノキシジルと同等の育毛パワーを持つ「M-034」など、成分は最強!公式サイトには、どの成分がどの薄毛原因に対抗するか、わかりやすく書かれています。

 

チャップアップの公式サイト(クリック)

 

また、ビワ葉エキスにはクエン酸も含まれています。クエン酸には疲労回復と血流促進効果、乳酸の分解作用があります。ストレスや疲れがたまると、どうしても血液が収縮して血液循環が悪くなります。そういったときにクエン酸を体内に取り入れることで体内のアルカリ性を高め、血液循環を良くしてくれます。

 

また活性酸素を除去する作用も期待できるので、抜け毛の原因となっているジヒドロテストステロンを発症させないためにも有効な成分といえます。

 

ビワ葉エキスの副作用や服用(使用)時の注意点は?

ビワ葉エキスが配合された育毛剤は医薬部外品としての扱いになっているのでそこまで心配は要りませんが、注意が必要なケースがあります。それは過度の摂取。

 

ビワ葉エキスに含まれているアミグダリンは取りすぎてしまうと、体内に存在するβグルコシターゼによって分解されるとシアン化水素と呼ばれる物質が発症します。

 

 

この物質は人間にとって、毒であり危険なもの。副作用としてめまい、頭痛、血中濃度の低下、肝機能障害、動悸などが発症することがあります。

 

ちなみにこのアミグダリンはビワの種子に2%ほど含有していると言われるので、ビワ葉にはさらに低い濃度なのでそこまで心配する必要はなさそうです。

 

また、シアン化水素は糖に分解され、だんだんと毒が緩和されていきますので、もし体に入ったとしても、何か体の異変をもたらすということは稀なケースです。

 

クエン酸も過剰に摂取しない限りは副作用もたらすことはありません。育毛剤の場合は体内に取り入れるというよりも頭皮を中心に浸透させるものなので、吸収力としてはとても弱いため、そこまで気にする必要はないでしょう。