ジェンヘアーの効果と副作用をポラリスNR-09と比較!
ジェンヘアーとは?
海外製の育毛剤「ジェンヘアー」をご存知でしょうか?育毛の悩みは万国共通。
海外には日本に無いような育毛剤がたくさんあり、人によっては、日本製のものより優れた効果が実感できるものもあります。そんな海外製の育毛剤の1つにジェンヘアーというものがあります。
ジェンヘアーは、配合成分や成分濃度によって、いくつかの種類に分けられています。そのなかから、今回は育毛成分ミノキシジルを15%という高濃度で配合している「ジェンヘアー ミノキシジル15%ローション」の紹介をしたいと思います。
ジェンヘアーの中にはミノキシジルを5%で配合しているものや、フィテステリドが配合されているものもありますが、ミノキシジルが15%配合されている「ジェンヘアー ミノキシジル15%ローション」が一番人気となっています。
さすがに海外製の育毛剤だけあって成分濃度が濃いです。日本で唯一の発毛剤「リアップX5」ですらミノキシジル5%ですから、その3倍もの高濃度で配合されており、発毛を実感できる期待度が断然高いです!
しかも、リアップX5には配合されていない育毛成分も含まれていますので、日本製の育毛剤に満足できない方は、ジェンヘアーを試してみるのも良いと思います。
ジェンヘアーの効果とは?
ジェンヘアーシリーズの中で一番人気の「ジェンヘアー ミノキシジル15%ローション」は、有効成分のミノキシジルが15%配合されています。
ミノキシジルは厚生労働省が発毛効果を認めている数少ない成分の1つです。もともとは、血管拡張剤として高血圧治療薬として使われていましたが、発毛効果もあることが発見され、今では育毛成分の代名詞的存在となっています。
ミノキシジルの主な効果は、血管拡張作用です。ミノキシジルを頭皮に塗ることで、髪周辺の血管が広がり、血流を良くする作用があります。
髪が太く成長しない原因は、髪への栄養が滞り、髪の成長が止まってしまうことにあります。ミノキシジルの血管拡張作用は、これを防ぐ効果があります。血流が良くなった頭皮では、髪への栄養供給が盛んになり、小さいまま抜け落ちてしまっていた髪を太く大きく成長させることができるようになります。
さらに、ミノキシジルの育毛効果はそれだけではありません。頭皮の毛乳頭細胞を刺激し、発毛を促す効果もあります。
髪は成長が止まると、次の髪が生えるまでは休止期となります。休止期では毛母細胞の分裂が止まり、いつでも脱毛できる状態となっています。ミノキシジルはこの休止期に入った髪の毛母細胞を活性化させることで、次の新しい髪が生えてくることを促進します。
このような「血管拡張作用」と「毛母細胞活性作用」の2つの育毛作用で、抜け毛しにくく、強い髪を作ることができるようになります。
今のところ日本製の育毛剤には、ミノキシジルが15%も配合されているものはありません。ジェンヘアーには、ミノキシジル以外にもL-アルギニンなど髪の成長を助ける成分が配合されており、日本の育毛剤とは違う効果が期待できます。
ジェンヘアーの副作用は?
ジェンヘアーはを使用の際には、副作用の恐れがあることに注意しておく必要があります。ジェンヘアーだけでなく、ミノキシジル配合の育毛剤には副作用が報告されている製品が多くあります。
ミノキシジルが配合されている育毛剤の副作用の内容としては、手足のむくみや、めまい、頭皮の炎症、かゆみなどが比較的報告の多い症状です。
ジェンヘアーではどれくらいの副作用が報告されているかが気になりますが、販売サイトや2ちゃんねるでの口コミを見てみてみると、副作用の報告は少ないようです。
もしかしたら、ジェンヘアーはミノキシジル配合の育毛剤の中では、副作用が起きにくいか、症状が穏やかなのかもしれません。
ポラリスNR-09と比較してどちらが買い?
ミノキシジルが15%配合されている育毛剤では、ジェンヘアーの他に、こちらも海外製のポラリスNR-09が有名です。ジェンヘアーとポラリスはミノキシジル濃度が同じなため、比較されることが多いです。
この2つの海外製の育毛剤には、どのような違いがあるのか、「成分」、「使用感」、「価格」でそれぞれ比較したいと思います。
育毛効果はミノキシジル以外の成分も豊富なポラリスNR-09がリード
ジェンヘアー ミノキシジル15%ローションとポラリスNR-09の一番の違いは、ミノキシジル以外の育毛成分にあります。
ジェンヘアーとポラリスの主な育毛成分を、効果別に分類した表は下記のようになります。
|
成分の効果 |
ジェンヘアー ミノキシジル15% |
ポラリスNR-09 |
---|---|---|---|
血行促進 |
育毛に必要な栄養を |
ミノキシジル |
ミノキシジル、サイモシンβ4-ポリペプチド成長因子 |
細胞活性 |
毛母細胞を活性させ |
ミノキシジル、L-アルギニン |
ミノキシジル、アデノシン、サイモシンβ4-ポリペプチド成長因子、銅ペプチド |
脱毛抑制 |
抜け毛の原因となる酵素を抑制 |
― |
プロシアニジンB2(りんごポリフェノール)、銅ペプチド |
栄養補助 |
髪の成長を助ける栄 |
― |
ビタミン複合体 |
表も見ても分かるとおり、ジェンヘアーの有効成分はミノキシジルと、L-アルギニンの2種類となっています。ミノキシジルだけでも十分に育毛効果は期待できますが、L-アルギニンでもう一押しした感じでしょうか。
一方のポラリスNR-09は、ジェンヘアーと比較すると育毛成分の種類が豊富です。ポラリスNR-09の成分の中で特に注目なのが、プロシアニジンB2(りんごポリフェノール)と銅ペプチドです。
この2つの成分は、両方とも抜け毛を防ぐ働きがあります。
銅ペプチドは、男性型脱毛症(AGA)の最大の原因であるDHTを抑制することで抜け毛を防ぎます。プロシアニジンB2は、プロテインキナーゼアイソザイムという抜け毛の原因物質を抑制することで抜け毛を防ぎます。
ポラリスNR-09は、ミノキシジルによって髪の成長を促すだけではなく、2種類の抜け毛抑制成分によって、さらに育毛効果を高めているようです。
しかも、Liposphereテクノロジーという技術で、育毛成分の浸透力が大幅にアップしているそうです。この技術で有効成分を細胞の層の部分まで送り、育毛成分の効果を最大限に発揮させることができます。
成分を比較した結果、育毛効果で選ぶならポラリスNR-09に軍配が上がりそうです。
使用感は断然ジェンヘアーの方が良い
ミノキシジル配合の育毛剤には、使用感に難があるものもあります。ジェンヘアーとポラリスNR-09の使用感を口コミを参考に比較したいと思います。
結論から言うと、使用感はジェンヘアーが良いみたいです。
色に関してですが、ポラリスNR-09は育毛剤の色が濃い黄色~茶色です。朝の出かける前に塗ってしまったら、茶色の汗で額が覆われるなんで事になりかねません。ポラリスNR-09を使うなら夜の寝る前です。ただ、枕が茶色くなってしまうので、枕カバーは必要になりますね。
ジェンヘアーは、かなり色が抑えられています。写真で見ると黄色っぽいように見えますが、薄く塗ったときには、ほとんど無色です。これなら、出先で色の付いた汗をかかなくて済みそうです。
においに関しても、ジェンヘアーの方が良いみたいです。ポラリスNR-09はかなり強い臭いがします。ポラリスNR-09を塗った後に少し動くと、風に乗って独特な臭いが鼻を突きます。
人と会うときには、茶色の汗だけでなく臭いも気にすることになるので、使用しにくく感じます。
ジェンヘアーの臭いはほぼ無臭です。満員電車でも、それほど神経質にならなくても良いようです。色も無色に近いいので、外出前にも使用しやすそうです。また、べた付きもポラリスNR-09より少ないので塗りやすいです。
使用感を比較した結果、外出前にも使えて、塗りやすさも良い、ジェンヘアーに軍配が上がりそうです。
ジェンヘアーはポラリスNR-09の半額以下
同じミノキシジル15%配合とはいえ、価格には大きく差があります。
|
価格 |
---|---|
ジェンヘアー15% |
3,084円 |
ポラリスNR-09 |
6,374円 |
どちらも、日本のリアップX5よりも安いという点は良いです。ただ、ポラリスNR-09はジェンヘアーの2倍も価格が高いです。育毛剤は長期間使用するものなので、この価格差は積み重なると大きく感じそうです。
まとめ
「成分」「使用感」「価格」で比較した結果をまとめます。
両者共に、ミノキシジル15%配合なので、髪の成長を助ける働きはほとんど同じですが、ポラリスNR-09には、ジェンヘアーには無い抜け毛を防ぐ成分があるので、より育毛効果が期待できそうです。
ジェンヘアーはミノキシジル15%配合でありながら、ポラリスNR-09の半額以下という低価格で購入できます。また、使用感に関しては、こちらの方が圧倒的に使いやすいので、とりあえずミノキシジル15%の効果を試したい方や、初めて海外製の育毛剤を購入する方にオススメできます。