ヒオウギエキスの育毛効果とは?おすすめの配合育毛剤は?
ヒオウギエキスの名前と有効成分
チャップアップに含まれる育毛成分の1つに「ヒオウギエキス」があります。ヒオウギエキスはヒオウギ(檜扇)と呼ばれる植物の根から抽出されたエキスです。
ヒオウギは、葉がその名の通りの檜の扇のように長く広がり、花弁は鮮やかなオレンジ色に赤い斑点模様をしているとてもきれいな植物です。日本にも古くから生息しており、京都の祇園祭ではその花の美しさと厄除けの意味をこめて軒先に飾ることが風習となっています。
観賞用としても楽しまれているので、夏ごろから秋にかけて生花店で実際の花を見ることもできます。そんな見るも美しいヒオウギから抽出したヒオウギエキスですが、育毛成分が高濃度にたっぷり含まれております。
ヒオウギエキスに含まれる育毛成分はベラムカンジン、テクトリジン、イリジンです。聞きなれない成分ですが、その正体はイソフラボン(フラボノイド配糖体)。大豆イソフラボンとして今では健康食品の代表ともなっている成分ですね。
ヒオウギエキスに含まれるイソフラボンには、エストロゲン(女性ホルモン)に似た働きをすることで知られています。女性ホルモンは、肌のうるおいや頭髪を作るうえで必要な成分です。
女性ホルモンが乱れることで男性ホルモンの影響が強くなり、薄毛の原因となってしまうこともあります。そのため女性でも更年期になると女性ホルモンのバランスが崩れ薄毛が引き起こされたりもします。
イソフラボンはこのように女性ホルモンが不足してしまったときに、その不足を補い男性ホルモンとのバランスを調整してくれます。このホルモンバランスの調整によって薄毛を防ぐ効果があるといえます。
しかも、実はこのヒオウギエキスに含まれるイソフラボン(ベラムカンジン、テクトリジン、イリジン)は、あの有名な大豆イソフラボンよりも女性ホルモンに近い構造をしているため、薄毛を防ぐ効果が高く、肌への浸透もしやすいです。
しかし、ヒオウギエキスの育毛効果の真骨頂はホルモンバランスを整えることではありません!
ポイントとなるのは、DHTの抑制とMMP-1の抑制。
それでは、DHTやMMP-1とは何か?や、ヒオウギエキスの育毛効果とはどのようなものかについて見ていきましょう。
ヒオウギエキスの育毛効果
まずは、薄毛が引き起こされる仕組みを見てみましょう。薄毛の仕組みを知ると、ヒオウギエキスの育毛効果がどのようなものか分かってくると思います。
DHTが引き起こす薄毛のメカニズム
薄毛の原因として一番多いのがDHTの生成によって引き起こされる男性型脱毛症(AGA)です。DHTは毛乳頭細胞のにある受容体(レセプター)と結合し、TGF-βと呼ばれる発毛抑制因子を増やしてしまいます。
この発毛抑制因子TGF-βは毛母細胞の分裂を抑制し、本来成長するはずの髪の成長を止めて脱毛させてしまいます。
この薄毛の原因となってしまうDHTがどのようにして生成されるかと言うと、男性ホルモンの一種のテストステロンが頭皮で5αリダクターゼという酵素と反応することで生み出されるのです。
薄毛になりやすい人とは、頭皮の5αリダクターゼや男性ホルモンの分泌量が多いのです。薄毛のなり易さは生まれ持った頭皮の性質が大きく関係性していますが、薄毛になり易い人であっても、しっかりとした対策をとり頭皮でDHTが生成されるのを防げば本来の髪を取り戻すことができるのです。
研究機関も認定するヒオウギエキスの育毛効果
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと反応してDHTが生成されることが薄毛の原因となっています。
薄毛を防ぐにはこのテストステロンと5αリダクターゼの反応を阻止することが大事ですが、「チャップアップ」の育毛成分であるヒオウギエキスの効果というのが、ズバリそれなのです!
ヒオウギエキスに含まれるイソフラボンは頭皮の5αリダクターゼに働きかけ、男性ホルモンがDHTへと変化することを防いでくれるのです。
この作用によってDHTの生成が阻害された結果、髪の成長期が長くなり、成長しきる前に抜け落ちてしまっていた髪が少なくなります。
育毛で大切なことは髪の成長を促進することと脱毛を防ぐことですが、このヒオウギエキスは5αリダクターゼの働きを弱めDHTを抑制することで、脱毛を防いでくれるのです。
そして、このヒオウギエキスに含まれるイソフラボンが5αリダクターゼの活動を抑制することでDHTの生成を抑制する作用があることは、研究機関によって科学的に証明され認められています!
その研究は国立がん研究センター内の癌予防検診センターによって行われました。
国立がん研究センターが出した「血中イソフラボン濃度と前立腺がん罹患との関連について」というレポート内で、イソフラボンの作用により5αリダクターゼの働きが抑制されDHTの生成が抑えられることが、前立腺がん・前立腺肥大の予防に利用できるのではないかと書かれています。
薄毛治療薬として病院などで処方されるプロペシアにもDHT抑制作用がありますが、もともとは前立腺肥大や前立腺癌の治療薬だったことを考えると、イソフラボンのDHTの抑制作用が薄毛治療に効果があるということが分かると思います。
ヒオウギエキスの育毛効果はDHTの抑制以外にもあります。特に頭皮の老化を抑え発毛に良い頭皮環境を作る効果は抜群に高いです。
太陽の直射日光やタバコの煙、自動車の排ガスは環境ストレスと呼ばれ、頭皮にとても悪影響を及ぼします。これらの環境ストレスに晒され続けると、頭皮の内部でMMP-1という酵素が生み出されます。
このMMP-1というのはタンパク質分解酵素というもので、頭皮においてはコラーゲンやエラスチンを分解してしまう作用を持っています。コラーゲンやエラスチンは肌のうるおいと弾力を保ち老化を防ぐのですが、MMP-1によって分解されてしまうと頭皮環境が悪くなり、脱毛しやすい頭皮となってしまいます。
ヒオウギエキスに含まれるイソフラボンはMMP-1の生成を抑制することで、頭皮環境を整え老化現象を抑えることで薄毛を防ぐ効果が期待できます。
プロペシアは副作用のリスク覚悟でないと危険!
さきほども少し触れましたが、病院やクリニックなどで薄毛治療薬として処方されるプロペシアというお薬があり、育毛効果が高いため日本では多く使用されています。しかしプロペシアは、高い効果の代償として強い副作用が出ることがあるという弱点があります。
この副作用が気になりプロペシアを使用しない人や、副作用が出てしまったために途中で育毛剤の使用を中止せざるを得なくなった人もいます。またプロペシアは女性用育毛剤としての使用が禁止されています。それは女性が使用するとホルモンバランスが著しく崩れてしまうため男性よりも強い副作用がでてしまうからです。
ヒオウギエキスにはプロペシアと同様の育毛効果がありますが、過剰摂取しない限り副作用はでないと考えられています。育毛剤として用法用量を守って使用している限りは副作用が出ないと思われるので、安心して使用できますね。
ヒオウギエキス配合のおすすめ育毛剤はやっぱりチャップアップ!
ヒオウギエキス配合の育毛剤で一番売れているのは、チャップアップでしょう!売れているには理由があります。
薬ではないヒオウギエキスなので、DHT抑制力はプロペシアに比べたら小さいです。ですので、ヒオウギエキスだけ配合されていても効果は薄い。
チャップアップであれば、DHTを抑制する成分が複数配合されており、相乗効果が見込めます!たとえば、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、大豆エキスなどがそうであり、チャップアップサプリで言えば、ノコギリヤシ、亜鉛などが同様の作用を行います。
さらにミノキシジルと同等の育毛パワーを持つ「M-034」が配合されているので、トータルで考えると、育毛効果は大きく期待できます。