【失敗しない選び方】イクオスとプロペシアを徹底比較!

【失敗しない選び方】イクオスとプロペシアを徹底比較!

【失敗しない選び方】イクオスとプロペシアを徹底比較!

 

プロペシアは有名な内服育毛剤、イクオスは外用の育毛剤。イクオスの多くの成分の中には、プロペシアと同様の作用が望めるものもあるようです。

 

実際に使うにはどちらが有用な育毛剤なのか、じっくり検討してみましょう。

 

その前に、イクオスは私が愛用しているので、結構くわしくレビューしています。予備知識として読んでいただいてもいいかと思います(^^)/

 

【私の写真付】育毛剤イクオスの効果や口コミ(効果なし含む)完全版!チェック!

 

イクオスとはどんな育毛剤?

まずはイクオスについてです。イクオスは2016年9月にリニューアル、再デビューしましたがその変容ぶりに注目が集まっています。

 

何が変わったかというと、成分数が31から61にほぼ倍増したこと、アルガス-2という新成分が入ったこと、サプリも大きく進化したことがあげられます。それまでどちらかというと控えめな存在だったのが、一挙に注目の的になりました。

 

 

成分的には植物や海藻など天然の抽出物が中心になり、育毛に必要な成分がバランスよく含まれています。このため様々な原因で起こるいろいろな薄毛の症状にも、柔軟に対応することが可能です。

 

プロペシアとはどんな育毛剤?

プロペシアは2005年から発売開始された、フィナステリドを有効成分とする内服育毛剤です。医療用医薬品なので医師の処方が必要ですが、健康保険は適用されず、病院によって価格は違います。

 

成分のフィナステリドは、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの変性物が作られるのを抑えます。その結果、抜け毛を減らすことが望めます。

 

このために、プロペシアが効くのはAGAによる薄毛の人だけになります。その他の、血行不良によって起こる栄養不足や頭皮の状態の悪化、ストレスといった原因で起こる薄毛には効果が見込めません。

 

20代は発症率が6%と低いので、あまり意味ないかもしれません。

 

また、この成分は深刻な副作用が起こることでも知られています。もともと前立腺肥大症などの治療薬で、男性ホルモンに作用するため特に性機能への影響が多く出るのが特徴です。

 

イクオスは成分・効果が超豪華!

 

新成分アルガス-2デビュー!

 

イクオスの新しい成分アルガス-2とは、ミツイシコンブの抽出物M-034に海藻のペルベチアカナリクラタエキスをブレンドしたものです。

 

M-034は毛包の細胞増殖を促すなど、次のような多くの育毛作用を持った成分です。

  • ヒアルロン酸と同等の高い保湿力
  • ミノキシジルと同等の血管拡張作用による血行促進効果
  • 毛包の増殖を促進し髪の毛を強化する
  • 成長因子の生成を促す
  • 脱毛因子FGF-5の働きを阻止、髪の成長期を延長させる

 

一方ペルべチアカナリクラタは、次のような育毛作用が望めます。

  • マリンイソフラボンと成長因子を含む
  • 非常に高い保湿力を持つ
  • 高い再生能力を持ち、細胞の代謝能力を高める
  • 髪にハリやコシを与え、髪の毛の成長を促す

この二つの成分が互いに相乗効果を発揮して、従来には見られなかったような高い育毛効果が期待できます。

 

アルガス-2については、千葉頭皮研究会という団体の調査結果があります。それによると、アルガス-2を含むイクオスは78%の人が3ヵ月で変化を実感し、ミノキシジル、キャピキシルを使った育毛剤よりも高い数値になりました。

 

 

イクオスの効果は全方位向け!

イクオスは61種類の成分を含むことで、育毛につながるルートを全面的にカバーしています。

 

大きく分けると次のように7つの作用に分類できます。これらにそれぞれ多数の成分で対処して、より確かな効果を目指します。

 

  • DHTの生成を抑える
  • 脱毛指令物質FGF-5の生成を抑える
  • 頭皮の炎症を抑え毛根部を活性化
  • 頭皮の保護改善
  • 毛の成長エネルギーを補給
  • エイジングケアで毛質改善
  • 毛根への浸透性向上

 

このうち1番目と2番目の作用はAGAに対応する根幹部分になり、最も重要な作用です。リニューアルではこの部分を強化するために、さらに成分を追加しました。

 

 

全部で13種類の成分でこの部分をカバー、確実な効果が期待できます。

 

成分の浸透性にも配慮が!

イクオスは多くの成分を含みますが、頭皮から浸透してくれないことには効果も望めません。そこで超微粒子化した低分子ナノ水を使用することで、成分の浸透力をアップしました。

 

 

この結果有効成分が毛包、毛乳頭といった必要な部分にスムーズに浸透して、効果の現われを素早く実感することが可能になりました。

 

イクオスサプリも強化された!

イクオスサプリも本体に合わせて全面改良され、育毛への補助効果が強化されています。成分数は業界最大級の46種類!

 

 

サプリで人気度№1といわれるボストンは24種類なので、倍近い差をつけました。

 

そしてありがたいことに主要成分の量が表示され、必要量が含まれているのがよくわかります。これでイクオスサプリの信頼感と価値が一気にアップしました。

 

 

成分の内容は?

サプリでは評価が高いボストンと、成分量を比べてみましょう。

 

サプリ成分量比較(単位:㎎)

成分

イクオス

ボストン

ノコギリヤシ

300

300

亜鉛

12

4

ミレットエキス

150

5

ダイズイソフラボン

100

20

コラーゲン

100

100

イチョウ葉エキス

10

10

ヒハツエキス

5

5

アルギニン

-

10

リジン

-

0.3

シスチン

-

30

サプリ成分数

46

24

 

ノコギリヤシはDHT対策に重要な成分で、双方育毛に必要な量の300㎎で同じ、これも重要な亜鉛や大豆イソフラボンでは大きく差をつけています。他にもボストンより少ない成分はなく、イクオスの成分量が圧倒しています。

 

サプリの特徴的な成分は?

 

カプサイシンとイソフラボン

この2つの成分をサプリなどで同時に摂ると、老化などで少なくなった成長因子のIGF-Iが増やせます。

 

【引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/379839/2

 

これが毛包や毛母細胞を活性化して、毛の成長期を長くして毛の成長が促されます。

 

フィーバーフュー

フィーバーフューとは「ナツシロギク」のことです。雑誌でも取り上げられていました。

 

 

そのエキス中のパルテノライドはNF-kBという物質の働きを抑え、その結果DHTの過剰生成を抑えるとされました。ちょうど5αリダクターゼの阻害と似た作用ですね。

 

ガニアシ

コンブの根です。粘り成分のフコイダンが、毛根の毛乳頭に作用、発毛因子のFGF-7を分泌させます。その結果、毛母細胞の細胞分裂が盛んになって、毛が成長します。この作用について、タカラバイオの実験結果が公表されています。

 

【引用元:https://agribio.takara-bio.co.jp/technology/kaisou/

 

プロペシアの成分・効果はシンプルで強力!

 

薄毛の原因を強力ブロック!

有効成分はフィナステリドだけになります。作用としては5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンのテストステロンと結びつき、DHTに変えるのを妨害することです。

 

DHTができると、毛根の受容体と結びついて脱毛物質を作り出し、成長期にある毛を休止期に変え、脱毛を抑制します。

 

フィナステリドがDHTの生成を防ぐことで脱毛を抑えられ、薄毛の進行が食い止められます。

 

この作用は現在のところDHTを抑える最強成分とされます。その効果はメーカーの臨床試験では被験者の98%で抜け毛が止まったとされています。

 


【引用元:https://www.msdconnect.jp/products/propecia/medical_3y.xhtml

 

改善が見られたのは1年後では58%、2年後で68%、3年後では78%と、期間が長くなるにつれ改善度はアップして行きます。

 

つまり脱毛が止まり、毛が順調に成長しています。乱された成長サイクルが回復している状態ですね。

 

イクオスとプロペシアの副作用は?

 

イクオスの副作用とは?

イクオスは、サプリも含めてその成分に副作用が心配されるものはありません。刺激性の添加物や香料、着色料も含みません。

 

【失敗しない選び方】イクオスとプロペシアを徹底比較!

 

あえて言えば、サプリの亜鉛やビタミンB群に過剰摂取の可能性が考えられる程度です。それも故意に他のサプリやビタミン剤を大量に飲まない限りは起こりません。

 

もう一つ、アレルギー体質、過敏体質の人、体質的に合わない成分がある人にかぶれやかゆみ、発疹が出る可能性があります。基本的に副作用が起こる可能性は極めて少ない育毛剤です。

 

プロペシアのコワーイ副作用とは?

 

プロペシアには比較的重大な副作用が起こる可能性があります。添付文書によると次のような内容です。

 

臨床試験では276例中11例(4%)、14件の副作用がありました。うち性欲減退3例(1.1%)勃起不全2件(0.7%)などでした。また可能性がある副作用では以下のようになります。

 

種類

症状(頻度不明)

頻度1~5%未満

頻度1%未満

過敏症

かゆみ
じんましん
発疹
血管浮腫

 

 

生殖器

睾丸痛
男性不妊症
精液の質低下

性欲減退

勃起不全
射精障害
精液減少

肝臓

肝機能値異常

 

 

その他

乳房圧痛・肥大
抑うつ
めまい

 

 

 

やはり男性ホルモンに影響するだけあって生殖器関係の副作用が多く、深刻さも大きいです。あとは発生確率が高いか低いかという感じ方です。それによって、使う使わないの判断をすることになるでしょう。

 

プロペシアの副作用は治らないことも!

プロペシアの成分フィナステリドによって起こった副作用は、使用をやめた後も長く続くことが問題視されています。ポストフィナステリド症候群(PFS)と呼ばれ、アメリカではこの研究を目的にした財団が設立されました。

 

 

普通副作用は原因になった薬を止めれば治まります。PFSの場合もいったん収まったあと再び症状が現われ、その後長期間続きます。アメリカ国立衛生研究所の調査では、やめて3年以上たっても90%以上の人に症状が残ったとされています。
【参考元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21418145

 

プロペシアは子育て世代には絶対NG!

 

成分のフィナステリドは男の胎児の性器に異常を起こすので、女性が使うのは厳禁です。男性が使う分には胎児には影響しませんが、男性側には別の問題がおこります。生殖機能への障害という副作用です。

 

まず精液の質の低下があります。

  • 精液量減少
  • 精子数減少
  • 無精子症
  • 精子形態異常
  • 精子運動性低下

 

そして性機能の低下があります。

  • 勃起不全
  • 射精障害
  • 性欲減退

 

これらはどれか一つではなく、重複することもあります。もし起こったら、子作りを目指す人にとっては乗り越えられない障害になります。

 

子作りが可能な期間は限られています。その期間に障害が起こったらどうなるかは考えるまでもないこと。子供が欲しいならプロペシアは使わないことですね。

 

イクオスとプロペシアは併用も可能!

この二つの育毛剤はそれぞれ作用が違います。特にプロペシアの作用・効果はほぼAGAへの対処に限られます。他の原因や育毛、頭皮の環境維持改善といった部分は苦手なので、この部分をサポートできればより効果的です。

 

つまりどちらかを選ぶ択一ではなく、併用してメリットを多く受け取ることも考えていいわけです。そのメリットとしては次のようなことが考えられます。

 

  • 外用と内服の相乗効果が期待できる
  • 脱毛原因をつぶしてから育毛する、効率化が可能
  • 体の負担が少ない組み合わせ
  • 多くの原因・症状に対応が可能

 

併用しても問題はない?

プロペシアには、添付文書にも書かれているように相互作用を起こす薬はありません。もともと、日本皮膚科学会がミノキシジルとの併用を推奨するくらいなので、過剰摂取さえしなければ併用に問題はないと考えられます。

 

イクオスの方は全く問題ありません。イクオスの総合的な効果プラス、プロペシアの医薬品の強力効果が問題なく利用できます。

 

併用のデメリットは?

育毛剤を2つ使うわけなので、どうしても金銭的な負担が大きくなります。特にプロペシアは処方薬なので、診察料が加算されると最低でも月1万円以上になるでしょう。具体的には価格の項目でふれています。

 

輸入の安いフィナステリドもありますが、副作用に加えて不良品による被害の危険性が加わります。輸入品を望むなら、自己責任でオオサカ堂など大手の輸入代行会社を選ぶなどの配慮も必要でしょう。

 

価格はどう違うのかな?

効果も大事ですが価格も大事。バランスが取れていることが続けやすい条件になりますね。プロペシアは自由診療で価格も一定ではないので、目安としてみてください。

 

 

イクオス

プロペシア

購入先

公式サイト

ヘアメディカル

AGAスキンクリニック

AGAルネッサンス

単品

8,980円

6,500円

7,000円

6,500円

単品定期

5,980円

-

-

-

サプリ付定期

6,980円

-

-

-

備考

-

-

初診限定4,200円

初診限定4,200円

 

イクオスのサプリ付定期だと、安いクリニックよりは高くなります。クリニックでも副作用の可能性は同じ、それでもAGAへの効果優先ならプロペシアの選択もアリですね。

 

併用の場合はやはり高くなります。サプリ付定期で16,000円から20,000円程度です。毎月なので、こうなると財力次第ですね。効果は期待できますが。

 

イクオスとプロペシアはこんな人に向いてます!

 

同じ育毛剤でも、その作用によって向き不向きがあります。プロペシアは問題のある副作用がありますが、危険があっても進行しているAGAの症状を早く食い止めたい人にはこちらをおすすめします。

 

そして無理なく落ち着いて育毛に取り組みたいという人には、イクオスが向いているということになります。でも、そんなにはっきり区分してしまうことでもありません。場合によっては両方併用することもありえます。

 

まとめ

強力な処方薬のプロペシアと比べたらイクオスはか弱く、比較するには無理がありそうに感じます。プロペシアは薬ですから。ところが、意外にもイクオスの力もあなどれませんでした。総合力という強い武器を持っていたのです。

 

そしてプロペシアにもウィークポイントがあり、効果面でも単独では心もとない育毛剤です。発毛という点で。要は使い方ですね。自分に合った育毛剤をうまく選んで使うのが、効果を引き出すかしこい使い方でしょう。

 

私はプロペシアやミノキシジルの薬治療から、チャップアップやイクオスなどの医薬部外品の育毛剤にチェンジしたタイプです。効果は持続しているし、薄毛が進行したということはありません。

 

まずは、ご自身の頭皮で試すのが一番です。20代なら、冒頭でも書きましたが、プロペシアはおすすめしません。

 

イクオスの公式サイトはこちら ⇒