リアップで肝臓と腎臓が崩壊!?医薬品の怖いところ!

リアップで肝臓と腎臓が崩壊!?医薬品の怖いところ!

 

大正製薬のリアップは、医療機関でAGA(男性型脱毛症)の治療に使用されているミノキシジルが配合されていることで知られています。

 

ミノキシジルには頭皮のかぶれや湿疹などの副作用があることで知られていますが、肝臓と腎臓にも負担をかけるという噂があります。

 

果たしてこの噂は本当なのか、もし事実ならばどのような対策を取ればいいのかなどについて説明していきましょう。

 

説明書には肝臓や腎臓への負担を明記

噂の真偽について確認してみるためには、まず公式文書を当たってみるべきだということで、リアップの説明書を読んでみましょう。

 

すると、心臓または腎臓に障害のある人は、使用前に医師や薬剤師と相談することが推奨されています。そういうリスクのある薬だと大正製薬は認めているのです。

 

 

ミノキシジルにはインスリンの分泌を抑制する副作用があり、糖尿病を誘発するリスクがあるとされています。

 

糖尿病は腎臓に悪影響を与えますので、そのリスクを懸念したものとみられます。

 

ただ、説明書には腎臓についての記述はあっても、肝臓についての記述はありません。

 

2013年に行われたリアップの再審査においても、肝機能障害に関する報告はありません。なぜこのような噂が出てきてしまったのでしょうか。

 

リアップで肝臓と腎臓が崩壊!?医薬品の怖いところ!【出典元:http://www.pmda.go.jp/otc_reexam/2014/i20140702001/400059000_22100APX00105000_Q100_1.pdf

 

 

そもそも肝臓や腎臓の働きはどういうものなの

まず肝臓には、体内に入ってきた毒素を処理する働きがあります。

 

医療機関で処方される医薬品には必ずしも体にとって有用な成分ばかりが含まれているわけではありませんので、肝臓での毒素処理が必要になってきます。

 

このときにGPTやγ-GTPの値が上昇し、肝臓に負担を与えるとみられてしまうのです。

 

肝臓に影響するのはリアップに限らない

ただ、これはミノキシジルに限らずいろいろな医薬品で起こることですし、そもそもお酒を飲んでもGPTやγ-GTPは上昇します。

 

単にGPTやγ-GTPが上昇したというだけで肝臓に悪いというのは、いささか飛躍した考え方だと言われても仕方がありません。

 

腎臓に影響する可能性はある

そして腎臓ですが、肝臓で処理された毒素を体外に排出する働きを持っています。

 

上記のようにミノキシジルには糖尿病発症リスクがあり、それが腎臓に負担を与える可能性があるとされています。

 

腎臓の機能が落ちれば毒素が排出されにくくなり、強い副作用につながるというわけです。こちらはそれほど飛躍した考え方には見えません。

 

副作用のリスクが高いのは内服薬の方

ただ、ミノキシジルの副作用については、いささか大げさに喧伝されている面があります。そうなっている背景には、内服薬であるミノキシジルタブレットの存在があります。

 

 

もともとミノキシジルは高血圧の治療薬として開発された内服薬で、リアップはその5%水溶液を外用薬として使用しています。

 

ミノキシジルタブレットは外用薬よりも効果が高いとされており、一部の医療機関で処方されているほか、個人での購入(個人輸入)も可能になっています。

 

ミノタブの副作用は強烈

問題は、効果が高い分、副作用も強くなってしまっていることです。GPTやγ-GTPの上昇はほぼ確実に起こりますし、インスリンの分泌抑制効果も強くなります。

 

肝臓への負担も、糖尿病発症リスクも大きくなってしまうというわけです。これが「ミノキシジルは肝臓や腎臓に悪い」というイメージにつながっているのではないかとみられます。

 

リアップは比較的安全な医薬品

リアップはミノキシジルの5%水溶液で、それを頭部に塗布しているだけにすぎません。

 

多少は体内に吸収されるでしょうが、名古屋第二赤十字病院は「吸収される量は塗布した分の1%以下にすぎない」との見解を示しています。

 

つまり、もともと腎臓に問題を抱えていたり、すでに糖尿病を発症していたりする人ならともかく、現時点で問題がない人ならば必要以上に心配しなくていいということになります。

 

それでも副作用が心配な人はどうするの?

ただ、肝臓や腎臓へのリスクは小さいといっても、ゼロではありません。また、リアップは痒みやかぶれ、頭皮の炎症といった副作用が圧倒的に多いです。

 

その点が心配だという人にとっては、2つの選択肢があります。

 

ひとつはAGAクリニックで処方してもらうこと、もうひとつはリアップ以外の育毛剤を使用することです。

 

AGAクリニックでの処方

AGAクリニックは、ある意味当たり前のことですが、AGAの患者さんを専門に診ています。

 

これは、ミノキシジルの副作用をはじめとするAGAの治療に関するノウハウが豊富であることを意味しています。万が一副作用が起きたときでも、的確に対処できるということです。

 

本来はAGAの治療薬として認可されていないミノキシジルタブレットを処方している医療機関も、そうしたノウハウを基に行っているのです。

 

素人が個人購入して使用するのと比較すると、リスクが段違いになっているのです。

 

実体験ベースでおすすめするクリニック

私が無料カウンセリングを受けたときに調べたオススメクリニックを紹介しています。是非、参考にしてみてください。

 

ヘアメディカルの評判・口コミまとめ&【写真付き】費用を暴露!?チェック!
銀座総合美容クリニックの悪い評判・良い評判のまとめ!チェック!

 

リアップ以外の育毛剤を使用する

最近では「ミノキシジルを超える効果」を売りにしている育毛剤も販売されており、副作用がないことをセールスポイントにしている商品も多くなっています。

 

決して安いものではありませんが、それでもAGAクリニックでの診療よりはコストがかかりません。

 

万が一不具合が生じた場合に備えて、全額返金保証制度を設定している商品も多いです。試しに使用してみるという選択肢もあるのではないでしょうか。

 

M-034配合育毛剤

リアップと同価格帯であれば、M-034を配合したチャップアップやイクオスがオススメです。

 

人気はダントツでチャップアップですが、イクオスはリニューアルを行ってから、スペックはかなりイイです。

 

売れすぎ!チャップアップのリアルな効果と10代に危険な副作用チェック!
【私の写真付】育毛剤イクオスの効果や口コミ(効果なし含む)完全版!チェック!

 

キャピキシル配合育毛剤

M-034より効果が期待できる「キャピキシル」配合育毛剤もオススメです。デメリットは1万円を超える価格のこと…

 

その中でもフィンジアは1万円を切ります。さらにミノキシジルの誘導体であるピディオキシジルも配合しています。

 

キャピキシル配合育毛剤の中では、断トツでおすすめします。

 

効果なし?フィンジア(finjia)の成分と育毛効果をSEが実体験した!チェック!