リアップで死亡するような副作用があったってホント?

リアップで死亡するような副作用があったってホント?

 

リアップシリーズは医療機関で処方されている発毛剤「ミノキシジル」を配合していることで有名ですが、リアップの使用者に死者が出ていることはご存知でしょうか。

 

販売元である大正製薬はどのように対応しているのか、なぜこのようなことが起きてしまったのか、説明していきましょう。

 

大正製薬は死者の存在を正式に認めている

大正製薬によると、この情報の出どころは、1999年9月26日付で掲載された新聞記事です。

 

過去3年間に市販の医薬品によって死亡した人は10人で、このうち3人がミノキシジル製剤を使用していたケースだったというものです。

 

国内で市販されているミノキシジル製剤はリアップのみですから、商品名を出していなくてもリアップと断定していいでしょう。

 

これに対して大正製薬は「薬剤との因果関係は不明で、厚生労働省も副作用の可能性は低いと正式にコメントしている」との見解を出しています。

 

リアップで死亡するような副作用があったってホント?【出典元:http://www.taisho.co.jp/company/release/2003/03_0927-j.htm

 

リアップの使用者に死者がいること自体は認めているものの、副作用との関連性については否定している形です。

 

つまり、「リアップを使用して死亡した人はいたが、副作用の可能性は低い」というのが大正製薬の公式見解なのです。

 

ただ、事態を重く見た大正製薬は、リアップの説明書に「高血圧や低血圧の人」「心臓または腎臓に障害のある人」などについては、使用前の医師への相談を推奨するように記載しています。

 

 

これがリアップの悪いイメージにつながってしまっているようです。

 

外用薬としてのミノキシジルの副作用は重くない

では、実際のミノキシジルの副作用はどのようなものなのでしょうか。

 

結論からいえば「外用薬として使用する限り、重篤な副作用は出ない」というレベルのものなのです。リアップを服用するような無茶をしない限り、重い副作用は出ないということです。

 

これについては、日本皮膚科学会のガイドラインが参考になります。2%と5%のミノキシジル溶液を男性に2年間にわたって塗布したところ、重篤な副作用が出ることはなかったとしています。

 

リアップで死亡するような副作用があったってホント?【出典元:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf

 

女性の場合も1%溶液を2年間塗布し、重い副作用が見られなかったとしています。リアップのミノキシジルの含有率は男性用が5%、女性用が1%です。

 

リアップでは重篤な副作用は起きない

ガイドラインを参考にするならば、重い副作用が起きないとされているレベルです。

 

つまり、普通に使用している分には重い副作用が起きないのが、外用薬としてのミノキシジルなのです。

 

使用上の注意を守って使用している分には、死亡するようなことは起きないと考えていいでしょう。

 

ちなみに内服薬であるミノキシジルタブレットは、外用薬より効果が高いものの、血圧異常をはじめとする重篤な副作用を起こす可能性があるとされています。

 

外用薬と内服薬のイメージが混同されているのが、ミノキシジルの危険なイメージにつながっているのかもしれません。

 

心配ならばリアップ以外を使用しよう

ただ、ミノキシジルを外用薬と使用した場合に起きないのはあくまでも「重篤な副作用」です。

 

頭皮のかぶれや湿疹といった副作用については否定していませんし、大正製薬側もそうした副作用が起きる可能性については公式に認めています。

 

 

そうした比較的軽い副作用でも嫌だという人は、ミノキシジルが配合されていない育毛剤を選ぶのがオススメです。

 

最近では「ミノキシジルよりも効果が高い」「副作用がない」ということをアピールしている商品もあります。

 

そうした商品の中から配合されている育毛成分や効果、コストなどを調べたうえで、あなたに合ったものを選ぶようにしていけばいいかもしれませんね。

 

リアップと同じ価格帯ならM-034配合育毛剤

ミノキシジルは薬です。やはり、頭皮への刺激はかなりなもの。私も痒みがでてミノキをやめた一人。(痒みが出たあとは効果も感じなかった)

 

ミノキシジルの対抗馬としては、M-034が一番有名でしょうか。海藻エキスからできた育毛成分で、頭皮への影響はほとんどありません。

 

▼ミノキシジルと同等~というのも有名なお話

 

チャップアップ、イクオス、ブブカに配合されています。

 

ブブカは1万円を超えるので予算的に厳しいですが、チャップアップ2本定期は6,000円、イクオス1本定期は6,800円と比較的リーズナブルです。

 

M-034配合育毛剤で、人気の順もチャップアップ、イクオスの順と思います。

 

イクオスは2016年9月に大幅リニューアルして、かなり注目を浴びています。(サプリメントは圧倒的にイイ)

 

少し予算が許せばキャピキシル

M-034はミノキシジルと同等の育毛力と言われていますが、3倍の育毛力と言われているのがキャピキシルです。

 

 

Deeper3D、フィンジアなどに配合されているもの。

 

フィンジアは、さらにピディオキシジルと呼ばれるミノキシジルの誘導体を配合しています。誘導体とは、ビタミンC誘導体で説明するとわかりやすいですかね。

 

ビタミンCは抗酸化作用や美白などの効果に優れた成分ですが、成分自体がもろく、壊れやすく不安定なため、化粧品に配合してもビタミンCの効果が発揮されにくいという欠点がありました。

 

そんな壊れやすいビタミンCのチカラを損なわないよう人工的に改良し、安定化させた成分が「ビタミンC誘導体」です。
【引用元:http://www.skincare-univ.com/article/006398/

 

つまり、ミノキシジルの誘導体というのは、頭皮に浸透しやすいように改良したモノと言えるかもしれません。韓国では既に育毛成分として有名ですが、日本ではまだ浸透していません。

 

フィンジアはキャピキシル5%+ピディオキシジル2%を売りに、人気の育毛剤です。

 

私はチャップアップとフィンジアを使用中

朝にチャップアップ、夜にフィンジア、という感じで現在育毛活動を行っています。

 

 

「両方フィンジアにすればいいじゃん」という意見が聞こえそうですが、やや割高だし、容量が50mlしかありません。そこがデメリットですね。

 

ですので、寝ている間に髪は育つというので、効果の高いフィンジアを利用し、朝は容量が120mlとタップリなチャップアップでケアしています。

 

このセットが今の自分にはピッタリはまっています(^^)