リアップが子作りに影響を及ぼす?動物実験から考察!

リアップが子作りに影響を及ぼす?動物実験から考察!

 

大正製薬のリアップは、医療機関で使用されている「ミノキシジル」が配合されている発毛剤です。

 

そのミノキシジルが子作りに影響を与えてしまう可能性が、動物実験の結果から指摘されているという噂があるのでます。

 

実際にどのような動物実験が行われ、どのような結果が示されているのか。そこから考えられるミノキシジルの子作りへの影響にはどのようなものがあるのか。

 

調べた結果をシェアしたいと思います。

 

マウスでの実験で催奇形性が確認されている

医療機関で処方されることの多いロゲインはリアップ同様、ミノキシジルを主成分としている発毛剤です。

 

その発売元である製薬会社ファイザーがおこなったマウスによる動物実験で、受胎率の低下や胎児への催奇形性が確認されているのです。

 

実験結果によると、体重1キロ当たり10ミリグラムのミノキシジルを毎日ラットに与えたところ、受胎率の低下が見られたとしています。

 

また、80ミリグラム以上のミノキシジルを毎日ラットに与えたところ、催奇形性が確認されたということも記載されています。

 

ただ、同じ実験をウサギに対して行ったところ、こちらは催奇形性が確認されなかったというデータも公表しています。

 

実際にミノキシジルがどのぐらいの影響を与えているかについては、何ともいえないというのが実際のところです。
【参考元:http://www.pfizer.ca/sites/g/files/g10017036/f/201410/LONITEN-PM-167423_14_0.pdf

 

 

リアップで影響を与える可能性は極めて低い

ただ、この実験結果には気になるところがあります。

 

 

人間とマウスで単純比較することはできないとはいえ、

体重50キロの人ならば500ミリグラムものミノキシジルを毎日摂取するような実験が行われていることになるためです。

 

実際のミノキシジルの摂取量は、これよりももっと少ないものです。強い副作用があるとされているミノキシジルタブレットでも、多くて1日当たり10ミリグラムなのです。

 

リアップの場合は、ミノキシジルの含有量は男性用が5%、女性用が1%です。

 

1日当たり2回を1ミリリットルずつ塗布するわけですから、男性用ならば100ミリグラム、女性用ならば20ミリグラムが含まれていることになります。

 

外用薬のミノキシジルはどれくらい体内に吸収される?

 

では、ここから体内に吸収されるミノキシジルはどのぐらいの量になるのでしょうか。

 

名古屋第二赤十字病院は「塗布した量の1%以下」との見解を示しています。多めに見積もっても男性で1ミリグラム、女性で0.2ミリグラムにすぎないのです。
【参考元:http://www.nagoya2.jrc.or.jp/kidney-center/bbs/ippan/show.cgi?tree_name=683.tree&comment_id=684&page=0

 

つまり、動物実験と比較すると極めて少ない量なのです。しかも、ラットで発現した問題がウサギでは生じていないという結果が出ているようなものなのです。

 

ミノキシジルタブレットはともかく、女性用リアップ程度のミノキシジルの量で妊婦に大きな影響を与える可能性は極めて低いといっていいでしょう。

 

誤解されているリアップ

そもそもリアップの副作用については、誤解されているところがあります。

 

その原因として、同じAGA治療薬であるプロペシアやミノキシジルタブレットの副作用と混同されていることが考えられます。

 

プロペシアの副作用との混同

プロペシアに性欲減退やED(勃起障害)、精子減少といった副作用があることは添付文書にも明記されています。

 

【出典元:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051088.pdf

 

これがリアップの副作用と誤解されたまま伝わってしまったことが、ミノキシジルが子作りに影響を与えるというイメージにつながっている可能性があります。

 

※プロペシアを服用している人は注意です!

 

ミノキシジルタブレットの副作用との混同

血圧低下をはじめとするミノキシジルの副作用は、飲み薬であるミノキシジルタブレットを使用した際に起こるものが多くなっています。

 

 

ただ、ミノキシジルタブレット使用時の1日当たりの摂取量が5~10ミリグラムなのに対し、リアップの場合は男性で1ミリグラム、女性で0.2ミリグラムです。

 

リアップでは、強い副作用が起きる可能性は、極めて低いといっていいでしょう。

 

それでも不安ならリアップ以外の育毛剤を

このように、リアップが子作りに与える影響は、極めて小さいものだといえるでしょう。

 

ただ、それでも不安だという人がいるかもしれません。そういう場合は、リアップ以外の育毛剤を検討してみてもいいかもしれませんね。

 

リアップの説明書に書かれていますが、ガチである副作用も結構なモノだし。

 

 

管理人はミノキシジルで副作用でました

敏感肌の人はリアップきびしいかも…

 

私でさえ、痒みはでました。耐えれないレベルではないけど、朝夜と塗布するわけで、1日中かゆいのは正直つらいです…気になって仕事に集中できません…

 

現在は、ミノキシジルと同等「M-034」配合のチャップアップ(朝)
⇒ チャップアップの記事を読む(クリック)チェック!

 

ミノキシジルの3倍「キャピキシル」&同等「ピディオキシジル」のフィンジア(夜)
>⇒ フィンジアの記事を読む(クリック)チェック!

 

という体制で育毛生活を送っています。痒みもなく、炎症もなく、快適、かつ、快調に毛は育っています。フィンジアは少し高いですけど…

 

天然成分の育毛成分も科学的に認められているものがあります。ミノキシジルなどの薬に抵抗がある人は、検討してみてはいかがでしょうか。