フィンペシア(プロペシア)を服用していると耐性がついて効かなくなる
長期間に渡り、フィンペシアを服用している方のご意見として「2年過ぎたら、効果が鈍化した」、「最初は順調だったのに、次第に成長が遅くなって、ついに脱毛に転じた」といったものが複数見受けられました。
※ここで、フィンペシア(プロペシア)と書いているのは、有効成分が同じ「フィナステリド」だから。成分が同じなので、効果や副作用は同じです。
多くの方の主張を総括すると、「フィンペシアに含まれるフィナステリドの効き目は3年目ぐらいまでで、その後の効果は薄れていく」というものでした。そうして、いわゆる「耐性がついたのだ」という結論に至っているようです。
そもそも「耐性」って何なの?
薬品の成分に対する「薬剤耐性」のことですね。例えば慢性病を患っていて、長期間ひとつの薬を常習的に服用しているうちに、だんだんと効かなくなっていく。この状態を「耐性がついた」といいます。
耐性のつきやすい薬とそうでないものは、成分により決まっていて、例えば末期ガン患者などが使用する「モルヒネ」は、とても顕著です。数時間をあけて投与し、何回も投与していくうちに効かなくなり量を増やしていきます。
類似したもので「麻酔薬」もそうですね。何度も手術をする必要がある場合、術数が増えるたびに麻酔の効きが悪くなるのです。
カラダにとって薬とは、悪いヤツなのです!
体内に、害のあるものや化学物質が入ってくると、肝臓が分解して解毒します。我々が「治療」という目的で摂りこんでも、肝臓は「異物」と認識し、素早く害のないものへと変えて、腎臓などと協力しあってカラダの外へ追い出そうとするのです。
肝臓は、定期的にやってくるフィナステリドなどの成分を見て「あ、こいつまたきやがった」と酵素の量を増やし応戦するわけです。それがカラダを守ろうとする肝臓の持つ機能なのですが、治療薬としては悩ましいところですね。
専門的に「耐性」とは別に「寛容性」という言葉もあります。これが上記の肝臓の働きだといえるでしょう。状況は耐性と似ていて「体が長期間服用している薬に慣れてきて、効き目が弱まる」ということ。つまり、薬には多かれ少なかれ、「慣れる」という状況に陥るという宿命があるのですね。
フィンペシア(プロペシア)に耐性があるという公式発表はありません!
ちなみに、フィンペシア(プロペシアでも)の耐性に関する公式アナウンスはありません。フィナステリドが耐性の出やすい成分であれば、それは最初から告示されているはずです。「耐性説」に賛否両論あるということは、個人差があるということですね。
人はどうあれ、また公式に「耐性はない」と言われても、効果が弱くなったというのは、困ったこと。当人にしてみれば、それは起きてしまった事実ですからね。ここでひとつ、声を大にして言いたいことがあります。それは、
いたずらに薬の量を増やすのは、ゼッタイにやめましょう!ということ。
何か、対策はないの?
フィンペシアの効き目を持続させる方法のひとつは、まず服用頻度を変えてみるということです。基本的に服用するのは毎日なのですが、これを2日に一回や3日に一回にする。あるいは、錠剤を分割して服用するなど。肝臓の負担を減らすことにもなりますね。
別の治療薬を考えてみる、という選択もあります。例えばミノキシジルタブレットに変更する、または錠剤ではなく、育毛エッセンスにしてみるなど、アプローチの方法を全く変えてみるのも良いでしょう。
フィンペシアは長期的に服用する薬です。5年~8年以上服用したところで、何か悪い変化を感じるのであれば、使い方に工夫をしてみてはいかがでしょうか?年月が経ち、年齢を重ねていけばカラダの状況も変化しているわけです。その時々で自身にあったものを見つけて、納得のいくカタチで治療を続けていきたいものですね。
私の対策は育毛サプリとの併用!
私はフィンペシアの耐性が気になるというより、副作用が気になっています。そのため、現在は毎日服用することはありません。育毛サプリを服用する方が多い感じになっています。
併用しているのは、育毛サプリ「ボストン」です。
定期便で購入するとお得になるチャップアップサプリと迷いましたが、ボストンスカルプエッセンスで育毛中なので、それに合わせてボストンにしている感じ。フィンペシアで気付いた復活劇からはまだ落ちていないので、効果を感じているところです。
フィンペシアの副作用や耐性が気になる人は、一度育毛サプリを試してみてもいいと思います。サプリと医薬品なら、医薬品の方が勝るのは当たり前ですが、それなりのデメリットがあるので、復活してきた人、それほど薄毛でない人には安全は育毛サプリをおすすめします。
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