【ご注意】フィンペシア(プロペシア)に併用禁忌薬はある?

【ご注意】フィンペシア(プロペシア)に併用禁忌薬はある?

昔から食べ物の「食い合わせが悪い」ということを言いますね。例えばウナギと梅干し、天ぷらとスイカ。これらは迷信であって、医学的な根拠はないようです。薬でも、相性が悪く、併用するのは避けた方がいい薬の組み合わせを「併用禁忌薬」といいます。

 

薬の場合は、もっと慎重に扱われるものです。単品で服用すると優れた効能を発揮する薬や、特効薬や劇薬などの類ですと、製造元もそれなりに注意を促します。あまりに個性の強すぎる薬は、まず認可されないでしょう。

 

フィンペシアに併用禁忌薬はありません!

フィンペシアのようなAGA治療薬は、長期に渡って服用しなければ効果が得られないものです。日常的に服用していれば、時には何かの薬を併せなければならない場合もあるでしょう。

 

例えば、急な頭痛やカゼの症状が出た時。でも大丈夫!

 

フィンペシアには、相性の悪い薬というのは存在しません。

 

 

とは言っても、薬は薬。十分な効能を得るために、できるだけ併用は避けた方がいいでしょう。それがドラッグストアで売られている市販薬であっても、軽く見てはいけません。

 

どうしても併用を避けられないこともあります。歯が痛くてたまらな~い。そんな時、バファリンとかロキソニンをはやく服用したい。同時に飲んでも問題はないのですが、あえて時間をずらすなどして、できうる限り併用しない努力をしましょう。

 

ここで大事なことは、フィンペシアの服用時間は1日のうちで決まった時間に服用すること。

 

フィンペシアに含まれるフィナステリドは24時間作用するので、これが短かったり、間があいてしまったりすると、効果一定に作用しません。服用するタイミングも意識しましょう!

 

体調が悪い時などは要注意!

併用禁忌薬がないとはいえ、体調が悪い時は気をつけるべきです。元気な時には出ないアレルギー反応が出たり、肝臓に負担がきたり、という可能性はあります。免疫力が低下している場合など、カラダの状況を考えて薬と向き合いましょう。

 

少し余談になりますが、病院で診察を受けると、「現在、服用しているお薬はありますか?」という質問があると思います。その時は正直に「AGA治療薬のプロペシア(フィナステリド)を毎日服用しています」と申告しましょう。決して「この病気とは関係ないだろう」と自己判断をしないように。

 

ポイントは「フィンペシア」ではなく「プロペシア」と言うこと。中の成分は同じ「フィナステリド」なので問題ありません。有名なプロペシアと言うほうが、話はスムーズです。

 

また、健康診断で前立腺肥大症の検査をする場合は、フィンペシアを服用していることは、きちんと申告するべきです。フィンペシアは、男性ホルモンに関与する薬です。結果の数値に影響している可能性もあります。病気を見逃さないためにも、これは重要なことです。